この度、アレルギー検査のためのドロップスクリーンという最新の検査機器を導入致しました。ドロップスクリーンでは、従来の検査で必要だった腕からの採血が不要となり、指先に小さな針を刺して1滴だけ血液を採取してアレルゲン(アレルギーの原因物質)を調べることができます。
大きな針を刺す必要がなく、指先から採血する際も小さな針を刺すだけですので、少しチクリとした程度で痛みが少なく、お子さまへの負担を最小限に抑えることができます。これまで注射を嫌がっていたお子さまや痛みが苦手な方におすすめの検査方法です。さらに、これまでは採血を行ってから、専門の機関での検査が必要なため、検査結果の取得までに1週間かかっていました。
しかし、ドロップスクリーンでは、採血してから30分で検査結果が分かります。翌日から治療を始めることができるようになりました。
※高額な医療機器のため、1台しかありませんのでお子さまが対象になります
従来の検査 | ドロップスクリーン検査 | |
検査方法 | 5ml 腕に注射します |
20μl 指先に針を刺すだけ |
検査結果取得まで | 1週間程度 | 30分 |
検査対象アレルゲン | 最大 39種類 | 41種類 |
アレルギーは放っておくと、花粉症に代表される鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった症状だけでなく、喘息などの呼吸器系疾患、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患へ連鎖するように広がること(アレルギーマーチ)も分かっています。
慢性的な鼻炎や花粉症があったけど、検査をしたことが無いというお子さまや、湿疹や蕁麻疹などアトピー性皮膚炎様の症状のあるお子さまに、負担の少ない検査をさせていただきます。