青葉台駅近くに、「たけのこメディカルパーク」を開院することになりました。
当院では、何でも相談できる皆さまの『かかりつけ医』として、
患者さんの病気について丁寧に分かりやすく説明し、
納得していただける医療を心がけ、熱いハートと丈夫な体で
地域医療に貢献できるよう、努力していきたいと
思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
34年間、大学病院で画像診断医として研鑽を積んできました。そして主に腹部領域と頭頸部領域を中心に学会活動を行ってきました。2015年には予防医学の重要性を痛感し健診センターに転職し、主に画像診断を担当してきました。今回、通勤の便がよい青葉台で勤務することになりましたが、安全で精度の高い健診を目標に邁進していく所存ですので宜しくお願いいたします。
近年、食生活の変化や運動不足によって、糖尿病や高脂血症、高血圧といった生活習慣病が問題になっています。また、厚生労働省の統計によると、2021年(令和3年)の日本人のがん(悪性新生物)による死亡者数は年間38万人を超え、1981年(昭和56年)から40年以上、ずっと死因の第1位となっています。「国立がん研究センターがん情報サービス」のがん統計によると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男女共に2人に1人で、がんで死亡する確率は、男性で4人に1人、女性で6人に1人となっています(2021年のデータに基づく)。
これらの生活習慣病や早期がんはなかなか自分では気づかないものです。「体の調子がよくないな」「最近すぐ疲れるな」などと思って病院に行ったときには、病状はかなり進行している場合も少なくありません。
健康診断は自覚症状が現れる前に生活習慣病やがんをチェックするいい機会です。自分では気づいていない病気を早期発見できれば、病気の進行を食い止め、治療によって治すことも可能です。いままで難病とされてきたがんも、現在は早期発見、早期治療によって治るケースが増えています。健康診断の目的は、病気の早期発見にあるのです。
ぜひ健康診断を受けて自分の健康状態を知り、日ごろから健康に気を配るように心がけてください。