「たけのこメディカルパーク」は、横浜市青葉区青葉台にある、耳鼻咽喉科・健診センターです

たけのこメディカルパーク

●「青葉台駅」北口より徒歩3分
● 駐車場あり
一般診療専用電話
健診専用電話

帯状疱疹

帯状疱疹

帯状疱疹とは?

帯状疱疹は水ぼうそうを引き起こす『水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)』が体内に潜伏し、加齢やストレス、免疫力の低下によって再活性化することで発症します。
主な症状は、神経に沿った赤い発疹や水ぶくれ、強い痛みが特徴です。多くの場合、数週間で症状は改善しますが、高齢者や免疫力が低下した人では重症化することがあります。
さらに、帯状疱疹後神経痛(PHN)は特に深刻な後遺症であり、皮膚症状が治癒した後も神経の痛みが何ヶ月、場合によっては何年も続くことがあります。
この痛みは日常生活の質を著しく低下させるため、帯状疱疹の発症そのものを防ぐことが非常に重要です。

シングリックスの特徴
  • 高い予防効果:50歳以上の成人を対象とした臨床試験では、帯状疱疹の発症リスクを97%低減する効果が確認されました。  70歳以上の高齢者でも90%以上の予防効果が認められています。
  • 帯状疱疹後神経痛(PHN)の予防:帯状疱疹後神経痛(PHN)のリスクを88%低減すると報告されています。
  • 2回接種が必要:1回目の接種から2~6か月後に2回目の接種を行うことで、十分な免疫が得られます。
シングリックスの安全性と副作用
シングリックスは一般的に安全なワクチンですが、接種後に一時的な副反応が生じることがあります。
主な副反応
  • 局所反応:注射部位の痛み、腫れ、赤み(多くの場合、数日以内に改善)
  • 全身反応:発熱、倦怠感、筋肉痛、頭痛など(通常1~3日以内に解消)
これらの副反応は、ワクチンが強い免疫応答を誘導している証拠でもあります。ただし、重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)が発生する可能性もゼロではないため、接種後の経過観察が重要です。
シングリックスを接種するべき理由
  • 帯状疱疹の発症リスクを大幅に低減

    シングリックスの接種により、帯状疱疹の発症をほぼ確実に防ぐことができます。

  • 帯状疱疹後神経痛(PHN)の予防  

    帯状疱疹の最も深刻な後遺症であるPHNの発症を防ぐことが可能です。

  • 長期的な免疫の維持  

    ワクチンの効果は10年以上持続し、高齢になっても帯状疱疹のリスクを低減できます。

  • 高齢者のQOL向上  

    帯状疱疹の痛みや後遺症は高齢者の生活の質を大きく損なうため、事前の予防が重要です。

シングリックスの投与方法と投与スケジュール

シングリックスは、50歳以上の成人に1回0.5mlを2カ月間間隔で2回、筋肉内に接種します。
1回目の接種から2カ月を超えた場合でも、6カ月後までに2回目の接種をすれば大丈夫です。

帯状疱疹ワクチン「シングリックス筋注用」の費用について

「シングリックス筋注用」は保険適用外の薬剤となり、全額自己負担となります。

シングリックス接種費用

1回:22,000円(税込)
シングリックスは2ヵ月間隔で2回の接種が必要となり、2回接種の総額は40,000円(税込)となります。
☆横浜市は費用補助制度なし

帯状疱疹ワクチン「シングリックス筋注用」の公費について

令和7(2025)年度から、65歳の方などへの帯状疱疹ワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象になります。
対象の年齢、また対象期間以外の接種は、任意接種(全額自己負担)となりますのでご注意ください。
帯状疱疹ワクチン接種は、予防接種法における定期予防接種のB類疾病となります。そのため、接種義務及び接種努力義務はありません。
対象の方は、横浜市在住で65歳以上の方が対象になります。
横浜市は7月1日~公費接種開始となり、当院は6月24日~予約開始となります。

詳細はこちら
接種日

月・火・金 小竹医師(15時~2枠)
木 理事長医師(15時~1枠)
公費・自費ともに同上の日時で行います。

一般診療専用電話
045-985-4187
診療予約
健診専用電話
0120-55-3387
健診予約